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2010.04.08  マンションはリフォームの制約も多い

マンションはリフォームの制約も多い

子どもたちが独立して、部屋数もそんなに必要ないから間取りを工夫して大きな浴室にできないものか。できれば風呂に浸かりながら外を眺められればいいんだけど。

子どもと話をしながら料理のできる対面式のキッチンに憧れてるんだけど、うちはマンションだから無理よねー。

自分たちの要望をふんだんに取入れられる戸建住宅と違い、ほぼ全てがあらかじめ用意されているマンション。せめてリフォーム時にはひとつふたつ希望を叶えたいと思うのは当然です。結果からお話すると浴室もキッチンもサイズアップや移動は技術的には可能です。

ただし、マンションには管理規約があって、リフォームに一定の制約が設けられているため、自由自在という訳にはいきません。また、耐力壁(構造を支える壁)がある場合、それを削ったり取り除くことはできません。さらにマンションの状況によっては現実離れの工事費が必要になったり、さまざまな弊害が発生する場合もありますが、それらを踏まえた上でどのようにすれば水まわり機器のサイズアップや移動ができるのかを説明します。

水まわりの移動は暮らし方を十分に検討してから

キッチンや浴室のサイズアップはスペースさえ確保できるのであれば、特に問題はありません。キッチンの場合、コンパクトなI型をL型にすれば設置場所を変えることなくサイズアップができます。浴室も洗面脱衣場との兼ね合いを考えたり出入り口の工夫でいくらかのサイズアップは簡単です。

問題はサイズアップのために移動が必要な場合、またはリビングを広くするためなど暮らし方に応じて水まわり機器の移動が必要になる場合です。水まわり機器の移動で課題となるのが給排水管をどうするのかで、古いマンションではコンクリート内に給排水管が埋込まれており、給排水管口とキッチンや浴室とを繋ぐためのバイパスを施さなくてはなりません。

移動に際してはそのバイパスをどのように施すかがポイントで、答えはカンタン、床下にバイパスを通すスペースを確保します。床を少し上げる工事になる訳です。バイパスには簡単に言うとホースのようなものを使います。これで物理的にはキッチンも浴室も自由に位置を変えることができます。

ただし、給湯器との距離が長くなるとなかなかお湯が出ないことや、移動距離によっては排水の流れが悪くなることがあるので注意が必要です。またどうしても工事費が割高になりますので、十分に暮らし方を考えた上でどうしても水まわり機器の移動が必要になる場合に限定した方が良いと思います。

 

投稿者 touhokuunix (16:44) | PermaLink
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